詳細を見る MEDプレゼン2017@ 秋の陣 由利本荘開催決定!
MEDプレゼン2015

 MEDプレゼン2015の開催が決定しました!

第7回目となるMEDプレゼン2015を、2015年1122日(日)に、東京開学未来館未来館ホールにて開催します。

事前参加登録および自薦プレゼンターエントリーは9/20(日)9:00より開始します。こちらのページをスクロールしてご覧ください。

MED プレゼン2015 メインプレゼンター

西村元一

西村元一

金沢赤十字病院 副院長

〝フリ〟からフリー(Free)になる、医療でありたい。~「良い患者のフリ」をする患者と「わかっているフリ」をする医療者~

今まで30年余り消化器外科医として大腸がんを中心にがん患者の診療を行ってきました。エビデンスや過去の患者さんから得られた経験などに基づき、最善の治療と思ったものをスタッフとともに提供してきたつもりです。ただ、自分自身は“がん”の経験がなかったので、いろいろな患者さんを通して、時折「あれでよかったのか?」「もっといい方法があったのではないか?」と自問自答することもありました。

奇しくも今回、自分ががん患者となり“患者の目線”で見てみると、今まで“医療者の目線”で見てきたものとは全く違った光景が見えてきます。また、同じ時間を共有したとしても、おそらく体感する時間は全く異なるであろうことも、両方を経験しているからこそ容易に想像がつきます。

どうしても患者の立場になると医療者の視線・言動が気になり、できるだけ「良い患者のフリ」をします。そして医療者は、やむを得ないですが、自分たちが体験が無いにも関わらず、「知っているフリ」「わかっているフリ」をして治療にあたることになります。もう少しお互いの「フリ」が取れると、医療がもっとよくなる気がしています。今回は自己体験も踏まえ、どうすればお互いの「フリ」を無くせるか考えてみたいと思います。

中村悦子

中村悦子

一般社団法人 みんなの健康サロン 海凪 代表

能登から発信できること

私は能登で生まれて能登で育ちました。

両親が病弱だったため一人っ子の私は中学2年くらいのころから、「いつか独りになっても生きていけるように看護師になろう」と思っていました。看護師になった私は、3年間の大学病院での勤務ののち地元で唯一の急性期病院に勤務し、結婚して3人の子供に恵まれました。

嫁いだところは、今年NHKの朝のドラマ「まれ」でちょっと有名になった「間垣の集落」より、さらに奥にある「奥能登最後の秘境」と言われている漁村です。ここでの生活が私を強くしてくれました。

ある日、医師の往診に同行して、拘縮が強い患者さんの更衣を一人で行っているヘルパーさんに遭遇します。その光景を見た私は「病院の看護師だって地域に出ないと!」と、病院に訪問看護の立ち上げを提案しました。その後、NSTが稼働することになり、訪問看護師の立場で地域一体型NSTを目指して模索する日が続きます。そして、栄養サポート室が新設され専従として病院内の栄養管理にかかわっていきました。というわけで、病院は私が提案する「病院の中にあったらいいな」と思うことを一つずつ実現してくれました。しかしながら、高齢者が入院をきっかけに在宅生活を断念し施設へ入所という寂しい転帰が後を絶ちません。地域では何が起きているのか、そして専門職としてできることはないのか、そんなことを考えながら勤務していましたが、公務員のままでは活動には限界があり思い切って退職することにしました。

今、私は地元のショッピングセンターの中で「地域にあったらいいな」を一つずつ実現させています。過疎化・高齢化が進み20年後の日本といわれる能登で、これからも高齢者や障害者、そして私自身の可能性を追求し発信していきたいと思います。

佐々木 淳

佐々木 淳

医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長

「医師の個人事業」から「地域医療インフラ」としての在宅医療へ

日本人の約7割が人生の最期を住み慣れた自宅で過ごすことを望んでいますが、80%の方が病院で最期を迎えています。これは国際的にみても非常に高い水準です。一方、2040年には年間死亡者数は49万人増加するという試算があります。病院のベッド数が増えない中、増加する死亡を受け入れる場所は自宅以外にはありません。

在宅での看取りのために必要なのが在宅医療です。自宅での医療ニーズに対応することで、身体機能低下や認知症ケア、がんの緩和医療、在宅での看取りなどを包括的に支援します。国は在宅医療を推進していますが普及が進みません。その最大の障壁が365日×24時間対応の義務です。個人開業医にとって、一人で24時間対応し続けることは重荷です。これが在宅医療・在宅看取りの普及を阻む最大の要因となっています。在宅医療を標榜している診療所も、休日・夜間対応への限界などから、実際に看取りに対応しているのは少数です。

医師個人の犠牲の上に成り立つ在宅医療は持続可能ではありません。地域全体で24時間を支える仕組みを作る必要があります。

私たちは在宅専門医療機関として、当直の仕組みを持っています。この仕組みを地域の在宅医に開放することで、医師個人の負担を軽減し、結果として地域の在宅看取りを増やすことができるのではないかと考えました。

そこで、7つの地域の在宅クリニックと1年間連携し、休日・夜間対応を支援しました。1年後、7クリニックは合わせて在宅患者を318人増やし、看取り数も76人と前年比54人も増加していました。休日・夜間対応の負担を軽減することで、在宅医はより積極的に在宅医療や在宅看取りに取り組めることがわかりました。

避けられない看取り難民時代に向けて、地域の診診連携を通じた役割分担を推進していく必要があるのではないでしょうか。

荻阪哲雄

荻阪哲雄

チェンジ・アーティスト 代表 組織力コンサルタント

日本の組織で起こる「10のビジョン問題」

私は、20年間、ビジョンの実践を通した「職場結束力」を専門にして
1万人以上のリーダーを支えながら【組織文化の変革】を支援して来ました。

 

 この度、MEDプレゼン2015へ御招聘の御話は、今春、日本経済新聞出版社から上梓した「リーダーの言葉が届かない10の理由」を読んで頂いた、秋山和宏先生との御縁と御声かけがきっかけで登壇・参加させて頂くことになりました。

 

本年、MEDプレゼンのテーマは、「社会変革」

 

そのテーマへ向かって、医療現場の最前線に身を置き、日々真剣勝負を行っている
医療従事者の皆さんと共に考えたい「変革への問い」は、只一つです。

 

それは、

なぜ、ビジョンは、浸透しないのか?

その問いです。

 

これまでの30年間、「日本の組織」では、さまざまなビジョンが語られ、打ち出されて
来ましたが、なぜか、自分達の働く職場で、浸透しない「実践の問題」がありました。

 

「うちの組織は、ビジョンがないから、駄目なんだ!」と叫びながらも、
なぜか実現する姿を見ずに、消えていくのはなぜでしょうか?

 

私は、クライアント組織における「3万時間のコンサルティング支援」を通して、
働く職場で、共通して起こる「10のビジョン問題」を発見しました。

 

このビジョン問題が、皆さんの働く「病院の組織」であるか、ないか?
MEDプレゼン2015では、「10のビジョン問題群」を提起させて頂き
病院組織をより良く変えて行く「問題発見」の新たな機会になることを願っています。

 

荻阪氏のインタビュー記事です。

「組織変革はアートである 
~日本で初めて組織結束力メソッドを開発するまでの道のり~」

PEOPLE 09 荻阪哲雄(株式会社チェンジ・アーティスト代表取締役、組織変革コンサルタント)

会田薫子

会田薫子

東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター上廣講座

科学技術の進展が変える死の基準 - 人生の物語りへの問い

死の基準はそれが生物学的なものであっても社会的に構成されるものであり、主要な構成要素の1つに科学技術の進展があります。

心肺機能の喪失が死を意味していた長い時代を経て、20世紀後半には人工呼吸器の開発と汎用に伴って、脳機能の喪失が脳死と称され「脳死も死」となり、心肺機能あるいは脳機能のどちらかが失われたら「死亡」と診断することが欧米を中心として標準的になりました。

しかし、その後の集中治療技術の進展の結果、今世紀に入ると、脳死という用語は時代遅れと指摘されるようになり、”brain death”は”total brain failure”つまり「完全脳不全」へと言い換えるよう提唱されています。提唱者は米国大統領生命倫理評議会です。同国は1960年代に「脳死も死」として世界を先導しましたが、その後、医療技術の進展に伴って脳死の非論理性が次第に明らかになると、論点整理の総括をしたのです。

上記の評議会は21世紀初頭にまとめた白書で、「ある状態について医学的な診断名をつけることと、その医学的な診断によって個人の死を宣告することを区別することは重要なことである」とし、「完全脳不全」は「死」と同義ではないと述べています。現代では、心臓、腎臓、肝臓が完全に不全でも、それらの機能をしばらくは代替可能な技術が存在します。脳が完全に不全な場合にだけそれを死と呼ぶなら、脳は他の臓器とは何が違うのでしょうか。医科学の知見のみでこの問いに答えを見出すことは不可能です。

技術の進展によって変遷する生物学的な死の基準を、その時代の人間はどう捉えるべきでしょうか。これは、生命の二重性と関わる問いです。私たちは生物学的な生命を土台に、人生の物語りを関係する人々の人生の物語りと重ね合わせながら生きています。科学技術が生物学的な生命に直接的な影響を及ぼし、そこにおける死の基準を変化させているときに、私たちの人生の物語りはどのような影響を受け、その死はどのように性質を変化させているのでしょうか。その探索は死生学の課題の1つです。

医学は組織や臓器の状態を診断しますが、人の死を決めるのは社会の文化と倫理・哲学の課題といえるでしょう。「脳死は人の死」なのか、そうではないのか。諸外国とは異なり日本社会で特異的に継続しているこの問いは、まさにそうした課題なのです。

山寺 純

山寺 純

株式会社Eyes, JAPAN/Health 2.0 Fukushima Chapter代表

ハッカソンによる創発的医療、そして医療xIT及び医療セキュリティ

閉ざされた世界である医療の世界にオープンイノベーションを興すにはどのようにすれば良いだろうか?

創発とは、部分の性質の単純な総和にとどまらない性質が、全体として現れることである。 局所的な複数の相互作用が複雑に組織化することで、個別の要素の振る舞いからは予測できないようなシステムが構成される。そういった創発を興す一つの手法であるハッカソンをご紹介します。

ハッカソンとは、物事をよりよく改善するという「ハック」とマラソンの「ソン」を合わせた造語で、ITの業界などでは広く知られる手法です。主に週末などの限られた時間を使って異業種、異分野のエンジニアやデザイナーまたはアイデアを持った人々が集まり社会的課題を解決するイベントでありコミュニティ文化です。

2010年から福島県で開催されているITの世界から医療を再発明する医療セキュリティハッカソンのケーススタディをご紹介します。そして今後の医療に求められるサービスデザイン及びデザイン思考の観点からの新しい医療の在り方を一緒に考えて見たいと思います。また新しいイノベーションだけではなく、マイナンバー制度や医療情報のクラウド化などの今後の医療におけるセキュリティの重要性が注目を集めています。福島で行われた医療セキュリティハッカソンでは数多くの医療機器やソフトウェアに重大なセキュリティの脆弱性を発見しました。今後の医療におけるセキュリティの考え方などをみなさんと考えてみます。

 

山寺氏がTEDxKobeで行ったプレゼンテーション動画です。

Reinvention of the wheel that lead us to better future

吉村芳弘

吉村芳弘

熊本リハビリテーション病院 リハビリテーション科副部長/栄養管理部部長

あなたが一般病院で臨床研究をすべき3つの理由

基礎にせよ、臨床にせよ、そもそも医師はなぜ研究するのでしょうか? インパクトファクターを稼いで研究費を確保し、ポストを取るのは研究の手段です。言い換えれば代用アウトカムにすぎないのであって、研究の目的、すなわち真のアウトカムではありません。ちょうど、骨格筋量の増加が、あくまでリハビリテーション栄養介入の代用アウトカムにすぎないのと同じように。

 では真のアウトカムは何か。われわれ医師が自分の好きな研究を続けたいと思うのは、純粋に“知りたいから”、私はそう思います。皆さんの中にも、小学校の夏休みにワクワクしながら自由研究をした経験のある方も多いでしょう。悪戦苦闘を重ねた自分の研究成果が、何の面識もない異国の査読者や編集者に認められ、初めての英語論文として世に出たときの喜びは、まるで今朝の出来事のように覚えています。

サルコペニアという言葉が急激に人口に膾炙したのは、2010年にEWGSOPが出したコンセンサス論文からだと言われます。それ以前もサルコペニアという言葉はありましたが、先行研究を体系的にレビューしたこの論文がtipping pointになりました。サルコペニアに限らず、現代医学のあらゆる知見は先人達の知(臨床研究)の積み重ねの成果であると思います。

もし科学の存在意義というものがあるとすれば、それは「言葉や文化が異なる人々が世界のしくみについて語るときの唯一の共通言語」ではないかと思います。共通言語なくして、人々は共通の問題について正しく認識することができません。医学には説明あるいは理解できないことが未だにたくさん残っています。地道な臨床研究が、たとえささやかでも、世界を変える知見に結びついてほしい、また自分でもそういう臨床研究をめざしたい、と思っています。

あなたが一般病院で臨床研究をすべき3つの理由を私の言葉でお伝えすることができたらと思います。

宮崎詩子

宮崎詩子

一般社団法人ダイアローグ・メソッド・アソシエーション(D-Methods)代表理事

幸福感のある療養支援社会を作る

「誰もが自分らしい療養生活をデザインできる社会にする」ことを理念として2014年より社団法人化し活動を始めた。これまで個人として、自身の19年に及ぶ家族の在宅療養支援経験について執筆や講演を行い、各種委員として社会活動に従事してきた。家族のあるべき姿について提言し、専門職や未経験の家族に療養生活で起こる様々な事を伝えることに関してはすでに一定の評価もいただいている。今後も“宮﨑詩子”として活動を続けていけば患者家族としての居場所は確かなものになっていくだろう。だが、そもそも私の活動目的はそこにはない。あるひとつの家庭内で起きた長期の療養支援体験、その中から発掘した成功の法則性を世の中に知らせること。さらに再現性のある仕組みにまとめ、一般に普及させることが私の願望であり、活動の根拠である。

これは私1人の力でできることでは無い。当然資金も必要だが最も必要なものは人である。まずは1人から2人へ、妹と法人を立ち上げた。理念と活動内容を表現し旗を掲げる、そうすれば共鳴する人は必ず登場するという確信がある。キーワードは7つ、「役割を見つける」「不安をなくす」「教養を届ける」「楽しさを加える」「支援者を増やす」「価値を発見する」「対話を広げる」である。それぞれに具体的な療養生活を支えるためのアクションを定めている。

これによって医療介護専門職と療養支援経験家族の力を「療養への備え」という分野に結びつけたいと考えている。それは高齢になったり病気になったりした人の残存機能を維持強化するための環境設計という視点に集約されていく。

一般企業・地方自治体に向けて、確かな「未病プログラム」を提供する「人(団体)の集合体」、これが私の描く社団法人の未来像である。次は7つのキーワードを牽引する7人のパイオニアを揃えたい。私もその1人として活動していくつもりである。

大住章二

大住章二

褥瘡患者と家族の会 会長

褥瘡患者と家族の会、設立にあたり

間近に迫った超高齢社会を見据え、国は療養患者の在宅化をさらに推し進める方針を打ち出しています。このことが在宅患者の褥瘡発症率にどう影響するかを考えてみますと、今後は増加傾向が続くと言わざるを得ません。なぜなら、国民の褥瘡に関する認知度は非常に低く、それは褥瘡予防の知識など殆どない家族に、多くの時間、在宅介護を任せるということになるからです。つまり褥瘡発症の危険性から考えると、それ自体大きなリスク要因になるということです。また、日本褥瘡学会発足後、病院、施設における褥瘡発症率は大きく減少してまいりましたが、ただし、それで完全に褥瘡が封じ込められたわけではありません。実際には医療のプロがいくら揃っていても悪条件が重なれば褥瘡は発症します。ですから、知識のない素人の家族にとって、その予防が簡単なはずはありません。実はすでに亡くなりましたが私の母も病院で褥瘡を発症した患者の一人です。主治医から褥瘡の存在を知らされた時には、すでに余命宣告を受けるほど悪化した状態でした。「本当に母の命を救う方法はないのか」という疑問から私は褥瘡について一から勉強し、その後専門医との出会いにより奇跡的に一命を取り留めることができたのです。私たち家族と同じような苦しみはもう誰にも経験してほしくない、そんな気持ちから思い立ったのが、このたびの褥瘡患者と家族の会の設立であります。今や褥瘡は、多くの臨床研究により、予防も治療も大変難しかった時代から、多くを予防し、治せる時代に変わってきました。しかしながら、それを現実のものにするためには正しい知識と、状態に合った適切なケア、そして何より大切なのは「褥瘡は絶対につくらない」という強い意識であります。褥瘡に苦しむ患者、家族を減らすべく、当会では今後その啓発活動に努めてまいります。

岩元美智彦

岩元美智彦

日本環境設計㈱ 代表取締役社長

2015年10月21日、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が描いた未来の日付に、映画に登場する技術「ごみを燃料に動く」を実現し、デロリアンを走らせた男――それが、小さなベンチャー「日本環境設計」の社長、岩元美智彦氏です。詳細はダイアモンドオンライン「捨てない未来はこのビジネスから生まれる」

 

岩元氏の活動を紹介する動画です。

これはあなたが今まで見た中で一番リアルなデロリアンかも知れない

MED プレゼン2015 自薦プレゼンター募集

MEDプレゼン2015は前回に引き続きプレゼンターを公募します。

公募プレゼンターは午前のプレセッションでの登壇を基本としますが、午後のメインセッションでの登壇もあります(昨年度)。

チーム医療フォーラムのミッションである「参加する医療で、社会を良くする」に賛同し、活動する方であれば、職種や立場、性別、年齢、国籍など問いません。医療関連以外の分野からの応募も大歓迎です。

初めての試みであった昨年度は「22名」の方から応募を頂き、「7名」の登壇者を選出しました。登壇のみならず、応募をきっかけに、自らの活動を振り返り、これからの道を探る。さらに一歩を踏み出すきっかけになったという感想を多くいただいています。応募は何度でも、どなたでも受け付けます(これまでに登壇された方の再挑戦でも構いません)。多くのみなさまからの応募をお待ちしています。

 

自薦プレゼンターの応募は締め切りました。

たくさんのご応募を頂きまことにありがとうございました。

選考の結果は11月8日までに応募者全員にメールにて連絡します。また、MEDプレゼンホームページでも発表します。

 

※プレゼンの時間は「8分」です。原則としてプレセッションでの登壇です。

※登壇者はMEDプレゼン2015の参加費が別途必要です。

※登壇者の選定は、当団体が設置するMEDプレゼン2015公募登壇者審査・評価委員会(委員長 秋山和宏)で、MEDプレゼン2015公募登壇者審査に関する選定方針を策定のうえ審査し、同委員会の審議を経て決定します。

※応募の締め切りは11月5日です。選考の結果は11月8日までに応募者全員にメールにて連絡します。また、MEDプレゼンホームページでも発表します。

自薦エントリー

MED プレゼン2015 自薦プレゼンター発表

岡田克之

岡田克之

桐生厚生総合病院皮膚科

3秒の技術 〜皮膚科医なんに何やってんの?〜

私は皮膚科医です。その仕事は皮膚を見ること、実は簡単そうでとても深い。皮膚科医の「見る」は「診る」になる。さまざまな皮膚の情報を『パッと見』でとらえる、ただの3秒、それでほとんどわかります。わからなければ次のステップに進むべき疾患であるのか、または自分が無知なだけ。なぜわかるのか?帰納でも演繹でもない思考過程、シャーロック・ホームズがワトソン博士のアフガニスタン帰りを瞬時に見抜いたように、皮膚科医は経験に裏打ちされた『3秒の技術』で皮膚を見透かしています。

皮膚は人体最大の臓器、単に体を覆うカバーではありません。この診断技術を磨いているうちに、その奥の何かを知りたくなる。例えば褥瘡対策、進みゆく超高齢社会の只中で、在宅でも介護施設でも喫緊必須の課題です。予防にも治療にもエイヨウが関わる、つまり皮膚科医も栄養療法について知らなくてはなりません。褥瘡対策と栄養サポートを有機的に結びつけるためにも、皮膚科医の存在意義をアピールしたいのです。

栄養療法はすべての治療法の基盤。患者さんの栄養評価にあたって3秒で得られること、栄養不良があるかもしれないと感じられることが重要です。さりとて、3秒ですべてがわかるわけではない。3秒で感じ、3分で評価し、さまざまな計画に3×3=9分、これで語呂が良いですか。肝心なのは最初の3秒の情報を具体的に展開していく過程です。

あ、私は皮膚科医。「皮膚を見てればいいんじゃないの?」と言われても、それだけでは満足できなくなりました。皮膚の奥で心と体が繋がって、そして人と人とが繋がって生きている。皮膚科医の診る力を役に立てたい。この3秒の技術は、第一印象と直感とヒラメキのミクスチャー。いくつかのチーム医療に関わっていますが、病気をみる、人間をみる、地域をみる、そこできっと役立つはずです。「皮膚科医なんに何やってんの?」こう言われることが快感です。

飯塚宏明

飯塚宏明

青山歯科研究会

ホワイトニングで日本人の健康寿命を2歳上げよう

皆さんは歯医者好きですか?
嫌いでもちゃんと歯医者さんに通っていますか?
そこからお話はスタートいたします
2013年の統計です
日本人成人の90%が何んらかの口腔疾患にかかっています
では日本人の歯科受診率は
どのくらいでしょうか?
8.3%
日本人1億3千万人の内1億1千万人以上の人が
何んらかの口腔疾患にかかっており
実際に治療に通っているのは1千万人
じゃあ残りは
1億人の日本人は治療が必要にもかかわらず
歯医者にかかっていません
なぜでしょう
歯医者は痛くなったら行くところ
右が痛くなったら左で噛んで
左も痛くなったら前歯で噛んで
痛みが治まれば行かなくて良かったと思えるところ
長い間の歯科医と歯科医療業界の傲慢と無教養が
この数字を築き上げて来たと思います
ご存知の通り口腔内の疾患を放置すると
心疾患 脳血管疾患は2倍
糖尿病は2〜4倍
早産低体重児の可能性は7倍にも上がります
また老人の死亡原因の3位は肺炎
これは口腔内に繁殖するカビ カンジダ菌の上に
肺炎球菌やインンフルエンザ菌が繁殖し
医療現場で最後の命を救おうとする気道挿管の際
口腔内に繁殖する肺炎球菌を押しこんでしまい
救えたはずの命を2次感染で失っています
なんてもったいない!
じゃあどおしましょうか?
花王やサンンスター ライオンなど
メーカーに頼んで啓蒙活動してもらいましょうか?
政治献金で有名になった日本歯科医師会に頼んで
制度を変えてもらいましょうか?
スウェーデンのように国が動いて
予防に行かない人は罰金を徴収しましょうか?
どれも現実感がないかと思います
じゃあどおしましょう
飯塚歯科ではホワイトニングを勧めています
ホワイトニング?
芸能人じゃないのに?
歯の色なんて
おやじだし
じつはホワイトニングは20〜30代の女性の為に
ある訳ではありません
20〜80代の男女全ての人がターゲッットとなって来ます
痛くて痛くてしょうがなく行きたくない歯医者に行く人
8.3%がターゲッットでなく
自分は健康でキレイになりたい人
さらに健康になりたい人を
ターゲッットとしています
最初にも述べました通り
日本人の90%の何らかの口腔疾患を持っています
この人たちのうち81.3%は自分は痛くないから歯医者と関係ないんんだと思っています
この潜在的な有病者たちに早めに来てもらい
治療でなく予防の時点で気付いてもらう
歯が白くなったら今度はきれいなピンクの歯肉ね
と言って歯周病が未病のうちに病気の目を
摘み取ることができれば
日本人の健康寿命を後2歳伸ばすことが
できるのではないでしょうか?
実際に飯塚歯科で行っているプライマリーケアーの
入り口としてのホワイトニング付いてお話ししたいと思います
イヤイヤ行くところから
キレイで健康になりに行くところへ
歯医者は変わらなくてはいけないのではないでしょうか

前田信吾

前田信吾

解剖講師・歯科医師

解剖学・それは愛!…医の共通言語の現状と未来?

「解剖学」といって、皆さんの想像される解剖学は実は過去の物に成ろうとしている。

肉眼(マクロ)解剖学を標榜している研究室は、全国の医学部・歯学部合わせて100学部ほどあり、コメディカルを入れるとその数は相当数存在する。

 

ここだけ聞くと全ての学校に、肉眼解剖学を専攻している人が居ると思われるでしょう…
しかし、現在の標榜と内実は大きく異なります。

研究室の標榜通りに肉眼解剖学の研究をしている所は、片手で納まる程しかありません。

現実に、「日本の解剖学は既に、終わって居る。」と言われて、どれ位の年月が過ぎただろうか…

ミクロ・モレキュラーバイオロジー一辺倒の実情…

 

何故マクロの研究者が育たないのか?大学の採用で多く見られるインパクトファクター…

マクロの研究は、論文を一つ出すのに、1年や2年という時間は当たり前にかかります。

今、解剖教授でも、全身解剖を知らない人・専門はモレキュラーという人が大半で、モレキュラーの世界では、世界的に有名かも知れないけど…

人体の構造については、教科書以下という教授が出て来ている現実…

この先、自分の専門分野の解剖の知識はあっても、全身としての関連とかに関しては知らない医療従事者が出て来るかもしれない。

現実として「歯科医師養成に、口腔以外の身体はいらない。」という人が居る嘆かわしさ。

その様な状況を見て、本当に脅えた十数年後の医療、おちおち病気にも成れない。

 

解剖学・生理学って医学の共通言語だよね?

その共通言語が危ない。

解剖学のモレキュラー化で体の構造を話せる解剖講師が減ってしまった…

 

その結果、本当に身体の繋がりが解からない医療従事者が今後多くなるのではないだろうか?

現在は看護師養成機関で解剖学を授業しております。生活の身近なニュースを解剖学的な見地から話し、笑顔の看護師に成って貰える様に、ドクター中心の医療から、本当の意味でのチーム医療への架け橋と成る医療従事者の養成を目指して

 

全身を話せる、解剖学の先生が減って居る。これって・日本の医療が危ないのでは?

長谷川尚哉

長谷川尚哉

とうめい厚木クリニック統合医療療法科 鍼灸マッサージ師

IBMってなに?鍼灸マッサージ師がお手伝いできる多職種連携

古くは大宝律令の時代から日本の朝廷に認められた医療的な制度である鍼灸あん摩。今では厚生労働大臣が免許する国家資格として我が国で10万人ほどが活躍しています。地域包括ケアシステムの確立が叫ばれている昨今ですが、未だ鍼灸マッサージの医療資源としての活躍はあまり進んでおらず、私ども鍼灸マッサージ師は医療の世界では国家資格を持ちながらアウトサイダーとして捉えられているようです。それは療養の対象になっておらず、療養費扱いになっていることも原因として上げられます。殆どの鍼灸マッサージ施術所は「自由診療」で地域の患者様の健康の保持増進につとめているのです。私達は鍼灸施術所と医療機関の連携という切り口で「病診連携」をもじって「病鍼連携」と呼びつつ御高診願い、診療情報提供書を用いた連携を行って参りました。私自身は自らの治療院の院長、病院の鍼灸マッサージ科、専門学校の講師、そして卒後研修を行う会を組織して日々学んでいます。活動してわかったことの最たるものは「医療従事者が鍼灸マッサージをよく知らない」という点で、その点を埋めるには鍼灸マッサージの研究を俯瞰するようなプレゼンテーションを皆様の前で行う必要があると考えるに至りました。 

 そこで、本会の主旨に賛同し、皆様の前で細やかではございますが、鍼灸マッサージのコクランレポート、システマティックレビューなどをご紹介、そして私ども病診連携連絡協議会の活動などを知って頂くことを実現したい、そう思って自薦するものです。

 意外と知られていない鍼灸マッサージの有用性、自由診療ならではの「Patient Centered Interviewing」の有用性などにふれながら、私が標榜するNBMならぬIBM: Idobatakaigi Based Medicine(井戸端会議・ベースド・メディスン)に関してもお話させて頂き、コミュニケーションを得意とした私達の活動に触れて頂きたいと考えています。

中尾 彰宏

中尾 彰宏

ドクターズモバイル株式会社 医師/エンジニア/経営者 

治療に貢献するITシステムを作りたい

私は医師であり、ソフトウェアエンジニアでもあります。

 これまでも電子カルテについて相談されることは多くありましたが、自ら電子カルテとは距離を置いた事業に取り組んできました。それは、カルテを電子化したところで、治療成績にはほとんど貢献しないと考えていたためです。

 

 医師であるからこそ「治療」に貢献したい、患者の治療参画という医療の大きな目標に貢献したいと考えるようになり、治療に貢献するITシステムを作りたいと考えるようになりました。

 

 その第一弾が「おみやげカルテ」というサービスです。

 おみやげカルテは患者やその家族にとってわかりやすい形で、病気の説明や数値の変化を印刷し、持ち帰らせることで、患者の家庭内でのコミュニケーションを活発化し、家族を巻き込んだ形での治療参画を促すことができるサービスです。

 おみやげカルテを開発するなかで、医療現場の課題のひとつとして「患者への説明不足」という問題に対して、多くの人が正面から取り組んでいないことに気がつきました。説明不足の原因には、1.診察の時間が十分ではないこと2.専門領域ではない領域において医師の知識が必ずしも十分ではないことの2点があることが分かり、おみやげカルテはその両方を解決するソリューションであることが分かってきました。

 医療の課題を解決しつつ、患者の治療参画を促すITシステムを作りはじめた思いについて、プレゼンテーションの機会をいただきたいです。

 MED プレゼン2015 当日受付

【当日受付】
MEDプレゼン2015の当日受付を行います。
当日のご参加をご希望の方は直接受付までいらっしゃってください。
【当日参加費】
  「8,000円」
※先着順:定員になり次第締め切ります。定員に達した場合はこちらのホームページにてお知らせをいたします。
※懇親会については当日の状況でキャンセルなどが生じた場合のみ受付をいたします。ご了承ください。

MEDプレゼン2015当日参加

 MED プレゼン2015 事前参加登録

事前参加登録を頂いた方は当日、事前参加登録受付にてお名前をおっしゃり、受付を行ってください。

参加費の納入が未だの方は受付にてお支払ください。

【事前参加登録期間】
事前参加登録は締め切りました。
当日のご参加をお待ち申し上げております。
【事前参加登録費】
事前参加登録  「6,000円(先着220名)」
事前参加登録+懇親会 (4,000円)  「10,000円 (先着80名、上記220名を含む)」
【事前参加登録方法】
・オンライン登録
本ページ下にある「事前参加登録はこちらから」ボタンより、事前登録画面へ進み、必要事項を入力の上、事前参加登録と支払いを完了してください。
PayPalによるクレジット決済
世界中で利用されているPayPalによる決済システムで、ホームページから参加登録と参加費の納入ができます。決済に関する情報はPayPal側でのみ処理されますので安全・安心。忙しい時間を割いて振込みする必要がありません。PayPalに登録せず、お手持ちのクレジットカードでの決済が可能です。
>> PayPalについて詳しく知る
【登録フロー】
①事前参加登録の画面で必要事項を記入します。
②PayPalでクレジット決済をします。
③登録されたメールアドレスに注文確認書とPayPal領収証が送付されます。
※上記メールが送付されない場合はinfo@medpresen.comよりお問い合わせください。
【当日の受付】
事前登録受付にてお名前をお知らせください。
※事前参加登録は事前登録参加受付と費用の納入が終了した時点で受付となります。

 MED プレゼン2015 概要

期日
  • 2015年11月22日(日)
時間
  • 10:30〜17:00
  • 1stセッション 10:30~11:30
  • 2ndセッション 13:00~17:00
  • 懇親会 17:30~19:30
  • 受付 9:30~
場所
  • 日本科学未来館 未来館ホール
  • 東京都江東区青海2-3-6
  • 新交通ゆりかもめ 「船の科学館駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
  • 東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分
  • 無料巡回バス「日本科学未来館」下車
  • ※ 臨海副都心内を無料で巡回しているバス「東京ベイシャトル」(11:00より20:00の間、17分~20分間隔で運行)

参加費
  • 6,000円(事前登録※先着220名)
  • 8,000円(当日受付)
  • 懇親会:4,000円(先着80名)
主催
  • 一般社団法人 チーム医療フォーラム
賛助・展示協力企業
  • 株式会社クリニコ
  • 株式会社リクルートメディカルキャリア