詳細を見る MEDプレゼン2017開催決定!
MEDプレゼン2017@仙台

 MEDプレゼン2016@ 仙台の開催が決定しました!

仙台地域で第3回目となるMEDプレゼン2016 @ 仙台を、2016年514日(土)に、宮城野区文化センター シアターホール(パトナシアター)にて開催します。

事前登録は終了しました。当日の受付をお待ちしています。

MED プレゼン2016 @ 仙台 プレゼンター

佐々木隆徳

佐々木隆徳

みちのく総合診療医学センター 副センター長
坂総合病院 救急科 科長

「診れないとは言わない医者を増やす」

「私の病気は何科なのでしょうか?」、「何科の病院を受診すればいいのでしょうか?」

このような悩みを抱えたことはありませんか。

あるいは「それはウチの科(病院)では診られません」、「専門ではないので診られません」、「大きな病院へ行って下さい」と言われたことはありませんか。

医学が発達して様々な診断法や治療法が開発された一方で、医療が専門分化・細分化されてきました。その過程で一人ひとりの医師は特定の疾患領域に対して高い能力を身につけ、いわゆる「専門」を持つようになりました。

しかし裏を返せば「専門外」も同時に生み出したことになります。その結果、巷にはたくさんの「専門外」が溢れ、私たちは自分の体調不良を診てくれる「専門」を自分自身で見つけ出さねばなりません。このような状況を改善する1つの手立てとして、様々な専門家と協働して「診れないとは言わない医師」を増やすことが大切だと私は考えています。

 

永井瞳

永井瞳

 
「薬剤師の力を地域の中で発揮したい
〜挑戦状へ応えられる薬剤師へ〜」

私が勤めている薬局に来られる患者さんの中に服薬に不安を感じる高齢の方が増えつつあります。高齢で独居の方、高齢世帯の方も多く、薬局内での服薬指導だけでは限界を感じる事が多くなってきました。

「薬の服薬に関することなのに薬剤師が関わらない訳にはいかない」

そんな想いから、私たちは服薬に不安のある患者さんのお宅を訪問し、服薬しやすい環境を整えることに取り組んできました。自宅を訪問すると来局時には隠れていた服薬上の問題点が見えてきます。そこから他の医療・介護従事者と情報を交換し連携することで、個人個人にあった服薬支援を行うことができます。

「住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続ける」

そのために薬剤師ができることがあります。今回のプレゼンでは、他の薬局よりちょっとだけフットワークが軽く、ちょっとだけおせっかいな当薬局のお話を私の想いを込めてお伝えしたいと思います。

佐藤哲

佐藤哲

積水ハウス 医療介護福祉事業課 課長

「90歳ヒアリング」

現在90歳くらいの方は「日本に受け継がれてきた、自然と共に生きる暮らしを覚えている世代」です。環境負荷が現在の半分以下だった戦前に成人しました。教科書に載っているような歴史についてではなく、子供の頃直接体験した事や両親から教えられたこと等について伺います。

風土や地域によっても生活文化が異なるため語られる話はそれぞれですが、自らが体験したからこそ、感情と共にいきいきと昔の生活が会話の中に再現され、聞いている私たちもその物語の中にすっと入り込むことで共感や気づきがあります。

過去の生活にあり今の暮らしにないものに着目し、単純に昔に戻るというのではなく日本の“もったいない文化”や、大家族で暮らす時の秘訣など、必然として受け継がれていたサスティナブルな考えを、視点をすこし変えて新しい暮らしのカタチとして提案していこうとする取り組みです。

>> 90歳ヒアリングを生かした街づくり

 

大石春美

大石春美
穂波の郷クリニック 
緩和ケア支援センターはるか センター長

「私の願い
~“よみがえれ命”全てを抱きしめて咲き誇れ!~」

人生は出会いと別れの繰り返し。
“緩和ケア支援センターはるか”の“はるか”は「その人の物語がはるか未来まで語りつがれ、命の存在は人の心に生き続ける」という想いから命名しました。

100人いれば100通りの生き方、想いがあります。私は病を持った人の生きる力を応援したいと願って来ました。緩和ケアは、喪失と悲嘆の心に寄り添う事から始まります。何気ないつぶやきに真実があるかもしれません。
医療者と患者の関係を越えて命を感じながら今の時をありのまま包んでくれる心安らぐところ。“はるか”はいつでもみなさんと共に歩み続けます。

私が在宅医療の現場で、夢を叶えるお手伝いをしながら出会った700人の命の物語の中から、仲間の愛の手を借りながら命が咲き誇っていく様子をご紹介したいと思います。

 

滑川明男

滑川明夫

NPO法人仙台グリーフケア研究会 理事長

「つながりを信じて」~グリーフケアの視点で考える

「つながりを信じて」は、仙台グリーフケア研究会のテーマです。一人で世界を変える力を持つ人もいますが、私の様な凡人でも、いろいろな人とつながって支えて頂ければ、何らかの力を発揮する事が出来る。大切な人を亡くした方のわかちあいの会を行なって10年になります。ふと、見回すと多くの人につながって、ここまでやって来られたと実感しています。私は、大切な人を亡くした方々が安心してその心の声を語れる場であり続ける事を願いながら、わかちあいの会を続けて来ました。多くの人とのつながりが、その活動を支えてくれています。

そして、わかちあいの会を続けてくると、つながっているのは我々生きている者だけではない事に気付きます。亡き大切な人と遺された人。二人の関係性は、決して失われていない。グリーフケアの視点は、その関係性を大切にする事が基本です。関係性を大切にしながら、死を受け入れるお手伝いをする事が我々の活動です。

中西百合

中西百合

 「医療・福祉・介護の現場にもファシリテーションのスキルとマインドを」

「ファシリテーション」って何?

そんな疑問を抱かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。「ファシリテーション」とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすることです。「チーム医療」「ケース会議」…。医療・福祉・介護の現場でも、多様な方々との話し合いを持つ場が増えています。

私の本業は仙台市職員で、昨年度までは介護保険を担当していました。例えば介護の領域では「地域包括ケアシステム」の構築のため、今までは介護の現場ではつながりの薄かった自治会長や子ども会、地域の企業などとの話し合いを通じて、「まちづくり」の視点を含めた地域課題解決が求められています。そこには「当事者意識」がなかったり、共通の「言語」がなかったり、さまざまな障害が出てきているのが現状ではないでしょうか。そんな場にこそ必要な、スキルとマインドが「ファシリテーション」です。

坪谷透

坪谷透

東北大学大学院 歯学研究科 助教
やまと在宅診療所登米 医師

「どうしてジャクソンは病院にいるの?」

私は、自身の臨床医としての経験から、「健康の社会的決定要因(SDH, Social Determinants of Health)」を通じての予防に寄与したいと思うようになり、現在その研究をしています。様々な病気の発生には、遺伝子や生活習慣が起因していますが、ではその生活習慣は何が規定するのでしょうか?個々人のやる気・頑張りだけの問題でしょうか?

一人の医者として、目の前の患者さんにとってベストなものを提供することを目指そうとすると、医学をどんどん細分化しマニアックに深めていく(≒専門分化?)よりは、医者以外の多くの様々な他職種と協力・連携(IPW, Inter Professional Work)することを強化することの方が、患者さんのためになることが多いのでは?と思うようになりました。

さて、全く異なると思えそうなこのSDHとIPWという2つの概念ですが、今の私には、共通する何かがあるように思います。プレゼンでは、その私なりの解釈をお話しして、皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです。

佐々木みずほ

佐々木みずほ

仙台往診クリニック 研究部 社会福祉士

「つながり、続ける。」

私は4年前、故郷の盛岡を離れてこの仙台に来ました。

ずっと岩手で、医療と介護の現場を継ぎ続ける専門職を目指して、知識や人脈づくりに邁進していた最中の突然の出来事でした。これまでの活動の全てが絶たれ「一から始めなければならない」という思い、新たなチャレンジに向かう気持ちの両方を持って仙台の地で歩み始めたのです。

あれから4年。平成24年度は国の「在宅医療連携拠点事業」を、平成25年度~27年度は県の「介護と連携した在宅医療体制の整備と普及啓発の推進事業」の担当として、クリニックと共に「医療と介護を継ぐ取り組み」にチャレンジさせていただきました。

皆さんは、「地域包括ケア体制を構築する」と聞いて、自分に何ができると思いますか。知り合いも地縁もないところで挑戦した私の取り組みから「自分ができることは何か」を感じて頂けたら光栄です。

 

 

山崎英樹

山崎英樹

いずみの杜診療所 医師 

「ごく私的認知症医療史」

精神科医になりたての頃、医局の給料ではとても食べていけないので、いわゆる老人病院や精神病院で当直のアルバイトをさせてもらいました。遠くて不便な所ほど安い土地に大きな病院が建ち、給金も良いのです。たとえば新幹線を降りてタクシーで30分、人里離れた山間にまず現れるのは知的障がいの子どもたちの施設で、その先にごみ焼却場、当直先の病院はさらにその向こうにあるのでした。

人里離れた病院に閉じ込められ、ベッドに縛られながら最期を迎える老いの現実が、そこにはありました。姥捨て山。いくら振り払っても、こんな言葉が耳の奥で鈍くこだまするような気がしたものです。後ろめたさに苛まれながら、それでも僕は一晩の給金を握りしめて大学に戻ってくるのでした。

認知症高齢者の医療は、見過ごせない現実にあふれています。その現実と、どう向き合いながら過ごしてきたのか。ささやかな自分の経験を交えながら、お話ししてみたいと思います。

北村哲治

北村哲治

 
「健康づくり地域拠点薬局ハートヘルスプラザ
〜地域住民のパートナー〜」

ここ数年多くの薬局が保険調剤中心に展開している現状を見て、「薬局・薬剤師は、本当に地域で役立っているのだろうか?」という疑問を持つようになりました。薬局が地域に寄り添い、地域に密着し、愛されるためには、もっと気軽に立ち寄れる薬局を作ると共に、信頼して相談される薬剤師の育成を行うことが必要と考え活動してきました。

地域の薬局が仙台市民への「心と健康情報の発信基地」および「行政と市民の中継基地」であるような薬局を目指し、この薬局の愛称を「ハート・ヘルス プラザ」としました。ハートヘルス プラザ」の役割は、現在の生活や趣味、生きがいを出来るだけ長く続けられるようにサポートしていくことです。その最初の取り組みとして、認知症への理解を広め、その対応を提案しています。

市内約150薬局が現在参加していますが、全ての会員薬局がこの「ハート・ヘルス プラザ」となるよう呼び掛けを続けていきたいと思っています。

木下麻衣子

木下麻衣子

 
「夢プランから地域交流の新たなあゆみ
 
夢を実現させることは、豊かな時間を過ごすことにつながります。それは、どんな人間にも言える事です。たとえ看取り期にあったとしても。

「家に帰りたい。」看取り期の入居者様が絞り出すような声で意思表示をした時、その方を自宅外出させるところから私たちの夢プランが始まりました。

夢プランとは、入居者皆様の自己実現、生きがいを失わず、チャレンジ目標を持ち生活していくことを目的に、家族様とスタッフが共に取り組む活動のことです。この活動を通し、私は、日々の業務を安全にこなすということだけでなく、その方に寄り添い、思いをくみとり、行動するという介護職の本来のあるべき姿を再確認することができました。これからも家族様と一緒に入居者様の「夢」を叶えて行きたいと思います。

 

MED プレゼン2016 @ 仙台 概要

* テーマ:「 円 陣 を 組 め 。」

* 日時:2016年5月14日(土) 10:30~17:00(受付10:00~)

* 会場:宮城野区文化センター シアターホール(パトナシアター)

仙台市宮城野区五輪2丁目12-70 TEL 022-257-1213

 

* 参加費: 事前参加登録:3000円 当日参加:3000円 ※当日参加の受付は事前参加登録に空きがある場合のみ行います。

* 定員:198名(先着順:確実な参加には事前参加登録をお願いいたします。)

* 参加対象:広く医療・介護・福祉に関係する専門職、および関心を持つ市民のみなさん

 

懇親会

* 参加費:4000円(先着60名)

* 時間:17:30~19:30

* 場所:宮城野区中央市民センター第3会議室

(メイン会場と名称は異なりますが、同じ建物内です)

MED プレゼン2016 @ 仙台事前登録

事前登録は終了しました。

当日のご参加をお待ちしております。