「医療」は、誰のために何のためにあるのでしょうか。それを形作るのは、誰なのでしょうか。ひとはみな「健康」でなければならないのでしょうか。 Medical Studioは、「医療はまちづくり」だと考える医療者の集団です。私たちは、医療は、住民どうしの助け合いや支えあいによる健康の保全を含む概念だと考えています。これからの健康問題は、医療者だけで解決する時代ではなく、予防から予後まで地域のみんなで考え、変えていく必要があるのだろうと考えています。現状に満足することなく、制度的な制約にとらわれることなく、創造的にみらいを語り、それに向けて行動する医療者を応援する活動をしてきました。 そのMedical Studioにとって、2014年は「ジェネラリスト・スクール」構想をフル稼働させる正念場です。総合力、越境力、突破力、という3つの力を養成すべく、それぞれに「学科」を設け、教育事業を始めています。なぜ、私たちがこの「スクール」構想にいたったのか、医療者がみらいをつくる可能性や課題をどう見ているのか、NPOや地域活動、企業の社会的活動など、組織市民行動を専門にしてきた非医療者の私の立場からお話したいと思います。