地域密着、今ではよく耳にする言葉だが、24年前その言葉を先駆けたのはJリーグである。今では日本全国38県にまたがり43クラブが存在し、それぞれの地域でスポーツに留まらず、経済、観光、環境、教育、医療、福祉など多岐に渡る分野に貢献し、地域社会において大きな役割を果たしている。既にJ1のクラブではスタジアムに隣接しクリニックが開業され、スポーツ医療のネットワークを活用し、そのノウハウを地域医療に落とし込み、地域住民に対し充実した医療環境を届けている。高齢者社会を迎え、医療費等の問題が加速化するなか、何よりも大事なのは病気になる前の未病対策である。ブラウブリッツ秋田では多くの人が訪れるスタジアムを活用し、糖尿病検査を行うブースを設けるなど健康である来場者に対し意識づけなどを行っている。今後新スタジアムに向けた計画がスタートするわけだが、私は健康を発信できるスタジアムを実現させたいと考えている。