医療介護の現場における「フットケア」とは、清潔を保ち爪や角質を整えて足を健やかに保つためのケアです。分厚くて切れない爪・固いタコ・痛いウオノメ、足のケアには知識と技術が必要です。以前はフットケアが重要視されておらず学生が授業で習うことはありませんでした。高齢者の爪をケアする時、切れないような厚い爪は経過観察されることがほとんどです。しかしその厚い爪のせいでバランスを崩して転倒すると多くの高齢者は要介護状態になります。糖尿病や透析治療中の方は、足の傷が治癒できず下肢切断に至ると癌患者よりも予後不良になります。 「ケアが出来ないから経過観察」と諦めないで、自分にできるフットケアを考えてみませんか?簡単なコツとやり方さえ覚えてしまえば、ひとりひとりが自分に合ったフットケアを出来るようになります。ケアする側も、足トラブルを抱えるご本人様も、みんなが当たり前に足を大切にできる世の中を目指しています。