イマドキの病院には「NST」と呼ばれる「栄養サポートチーム」があるのが当たり前の時代になりました。私がNSTに出会ったのは13年前、山形県酒田市の日本海総合病院に赴任した時でした。栄養士になりたいなんて思ったことがない私が、「チーム医療って何?」から「楽しい!もっとやりたい!」に変化するまで、たくさんの素晴らしい出会いがありました。それは「人」だけでなく、「栄養」「医療」「介護」「福祉」「地域」という私たちをとりまく様々な環境です。
大学卒業後の病院では、厨房か栄養事務室に1日いて定時で帰る毎日に何の疑問も持たず5年が過ぎました。そして転勤し、私の目に映る景色は一変しました。「栄養」がサポートするのは患者さんだけでなく、治療するスタッフや地域全体をも助ける力があることを実感するようになったのです。栄養の力を広めるため飛び出した管理栄養士の話を、今日はちょっとだけ披露させていただきます。