日本は超高齢社会を迎えました。高齢者は、いったん状態が悪化すると、もとの状態に回復するのが困難なことも少なくありません。私たちはこれまで、『回復させるためのケア』を中心に行ってきたのかもしれませんが、これからは状態を悪化させないために『護るケア』を心がける必要があると思います。栄養ケアにおいても、まさにそのことが重要です。1kg減った体重、2cm細くなったふくらはぎをもとに戻すことが、どれだけ大変なことか、医療・介護に携わる誰もが経験していることに違いありません。高齢者ひとりひとりに、残された人生をいきいきと生きてもらうために必要なもの、それが、低栄養とそれを取り巻く病態への正しい理解、適切な栄養アセスメント、栄養ケアの早期の介入なのです。当日は、全国各地でのライブ活動で培った「笑い」とともに、栄養の持つ大きなチカラについて、熱く語りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。