患者様本人やご家族にとっての幸せや、生き方に向き合う医療と介護を提供するためには、歯科からは何ができるのか。それは、最期まで口から食べるために①「咬める機能」を守る②自分の歯をできるだけ残すことです。 多くの人にとって、食事は日常生活のなかの楽しみの一つです。また「咬む」こと自体が脳活動にも良い影響を与え、生涯に渡りストレス管理から全身の健康維持に寄与します。 「咬める機能」を守るためには「歯を失わせない」ことが必須ですが、残存歯数が減ること自体も運動機能や精神機能の低下、認知症発症リスクになり得るという報告もあります。他にも、全身状態を悪化させる低栄養や転倒にも関わると言われています。 最期まで口から食べるために、大切な歯を1本でも守る事が、口腔機能の健康を守ること、人の生をより豊かに全うできることに繋がり、今とこれからの日本の抱える医療問題の解決の糸口となるに違いありません。