近年、医療の高度化と高齢社会の到来で、毎日多数の患者が入院する急性期病院の業務量は膨大となってきた。診療報酬も出来高払いからDPCによる一日包括払いに変わり、病院の業態も物品販売業から労働集約型医療サービス業に大きく変化している。これにより従来の検査や薬剤、食事といったモノを売るのではなく、形のない付加価値を生みだして提供するようになり、これを報酬に変えるには種々のマネジメントが必要になってきた。地域急性期病院は、高齢で重症患者に対し高機能で、できるだけ早く患者の侵襲を軽減し、回復させ、自宅へ帰すことが求められている。このためには、医療機能を高度化し患者を早く治すことと、充分な栄養サポートとリハビリテーションが行われることが必要になる。これまでのチーム医療と言われてきたチームの概念をまったく真逆の発想、転換で新しい時代のチーム医療を提言してゆく。そして管理栄養士のあるべき姿、説明のできる将来への生き残りを概説する。